相手を上手く動かす方法

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物事を円滑に進めるときに、最も重要なことはなんだと思いますか?
全ての事象には相手があって、その相手とどう折り合いをつけるかということは何をするときにも重要になってきます。
「相手が思うように動いてくれない」「相手が納得してくれない」「相手の考えていることがわからない」などの悩みは他人と何かを共同で行うときには必ずと言っていいほど感じることです。
そんな相手とのギャップを埋めるためにはどうしたらいいのか?

まずは大前提として、相手も人であるということから考えましょう。
相手にもして欲しいことがあり、わかってほしいことがあります。
それを考えることが、人間同士がうまくやっていくポイントです。

改めて見直してみると、あなたの考え方は自分中心的になっていませんか?
「私にだって立場がある」「家族がいるので休日は対応できない」「自分はこんな仕事したくない」「めんどくさい」などなど。
人間は誰でも自分が一番大切です。
「私は誰かの役に立つことが喜びです」という人もいるでしょう。ただ、そういう人も結局は自分の満足のために人に親切にしています。
自分中心の考え方は当たり前なのです。

それでは、少し視点を変えて、相手も自分中心に考えているということに目を向けてはどうでしょうか?
自分がこうしたいと思っているのと同じように、相手もこうしたいと思っているのです。相手も人間ですし立場や家族など守るべきものがあり、色々と悩んでいるのです。相手の立場や状況を考えて、きっとこう考えているだろうということを客観的な立場から理解して相手と同じように考えることができれば、相手が望むものが見えてきます

そこまで見えてきたら、相手は最低限何を望んでいるのかもわかります。
それが交渉の落とし所となったり、お互い納得して動けるポイントになるのです。

相手が何を望むかまでがわかるようになるのは経験が必要です。
今日話を聞いて明日からできるようなことではありません。
しかし、職場の同僚や上司、取引先などに対して常日頃から意識して相手を観察していないと相手の考えていることは見えるようにはなりません。
訓練が必要なスキルではあります。
ただ、訓練すれば伸ばすことができるスキルなのは間違いありません。

私の好きな言葉があります。
「意識が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば運命が変わる」というものです。

仕事術を一つずつ身につけて、人生を楽しみましょう!

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