こんにちは、ここでは誰もが気になる世の中で評価されるのはどんな力なのかということを考えていきたいと思います。
よく評価される能力は時代によって変わると思われがちです。それは技術の進歩や様々な流行があるからそう見えるのです。そういう考え方もできなくはありませんが、非常に偏った考え方のため、その価値観で貴重な時間を使って人生を過ごすのは勿体無いと思います。
私はこれを読んでくださった方が、いつの時代も普遍的な評価される能力を、つまりは社会を生き抜く力を持ってほしいと思います。それはどんな能力かを考えていくと絶対に避けて通れない能力があることに気付かされました。
それはズバリ、「お金を儲ける能力」です。
世の中には色んな職種があります。営業マン、技術者、研究者、バックオフィスなど。お金儲けは営業が考えることと思うかもしれませんが、経営者の立場から考えてみてください。社員を評価するかどうかは会社がうまくいっているかどうかが最も重要な評価軸です。会社は営利目的で存在するものなので、会社がうまくいっているかどうかはほとんどの場合は儲かっているかどうかで決まります。
そんなことはないんじゃないの?と思う方もいると思います。しかし、ここではっきり言っておきたいですが、そんなあなたは考えが甘いです。不況になったとき、会社の業績が悪くなったとき、会社に必要なことは少しでもお金を儲けることです。必要ないと判断されてしまうのはその能力がない人から順番になります。わかりやすく言うとリストラ対象です。
日本人は特に苦手と言われていることなので、難しいと感じる人も多いと思います。だからこそ、特に学生やまだ若い人には早いうちからこの能力を身につける意識を持って欲しいのです。簡単に身につくものではありません。
しかし、一度身についてしまえば人生がとても豊かになります。会社で評価されるかどうかなんでいう狭い世界から脱出することも可能です。フリーランスで自由に働いたり、自分で起業したりすることも可能です。そうなれば、他人の評価ではなく自分のためにお金を儲けることが求められます。稼げば稼ぐほど、豊かになれます。
では、お金を儲けるためにはどんな能力が必要なのかということも考えたいと思います。
その人の属性によって色々な基礎能力は当然必要になってきますが、こういうことは単純に考えた方が良いです。お金を稼ぐためにはざっくりと下記のような手段があります。
- 安く買って高く売る
- 自分で作ったものを売る
- 自分の技術を活かしたサービスでお金をもらう
- 権利収入を獲得する
- 成長するビジネスを見つけて投資する
⒈から実践しやすい順に並べてみました。ほとんどの人はまずは⒈〜⒊の感覚を身につけるべきです。なぜなら、世の中のほとんどのビジネスはこれで成り立っています。この感覚が優れているほど、会社でも評価されると考えて間違いないです。
⒋と⒌は恵まれた環境や資金、また能力的にも難易度が高いのでいきなりやろうというのは無謀です。しかし、いずれはこれらに到達するのが人生を豊かに過ごすための重要なステップになります。これについては、また別の機会にお話ししたいと思います。
最後に、お金儲けをするために重要なスキルとして私がオススメするものをご紹介します。
それは「マーケティング」のスキルです。
マーケティングと一言で表現してもあらゆる考え方があって「何から手をつけていいかわかりません」という声もあるかと思います。一つ言えるのはとにかくどんな理論でもいいので多く触れてみてくださいということです。私も最初はよくわかりませんでしたが、色々な人の色々な考え方に触れることで少しずつ共通点に気づきます。「言葉は違うけど同じようなこと言ってるな」ということもたくさんあります。そういう気付きがマーケティングの感覚を磨きます。心理的な要素がとても強い分野なので、とても面白く本当に勉強になります。
長くなりますので詳細は他の機会にしたいのですが、ひとつだけ私のオススメの本をご紹介します。ビジネス書で有名なダイレクト出版さんから出されている「脳科学マーケティング 100の心理技術」は一度読んでみて頂きたいと思います。マーケティング能力を磨くきっかけにしてもらいたいです。
非常に興味深いので、少しだけ内容をご紹介して終わりにしたいと思います。
脳科学マーケティング 100の心理技術
〜顧客の脳を支配する本〜
「私たちの思考、感情、学習の95%は意識されることなく生じている」
こう言ったのは、ハーバード大学のマーケティング学の教授ジェラルド・ザルトマンです。
人の脳というのは不思議なもので普段私たちは頭を使って考えて行動しているように思えますが、実はほとんどの行動というのは無意識の内になされています。
実際、朝起きて歯を磨き服を着て会社に行く、、といった行動を必死に考える人はいないでしょう。つまり、好むと好まざるとにかかわらず人の行動の95%は無意識のうちに決定されているのです。
そして、この95%の無意識の力をマーケティングや広告・販売戦術に活用することはできないのか?
価格が脳に与える影響や男性脳、女性脳の攻略法、ケチな人に売る方法などなど、目次を見るだけでも心理学や行動科学を元にした大変興味深い内容が満載なのが分かります。非常にオススメの本なので是非、チェックしてみてください。
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